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【ももフェア直前企画】日本一の桃の産地山梨から、桃畑をレポート。おいしい桃づくりで大切なのは、木づくり、土づくり、実づくりでした。

こんにちは、シャトレーゼ公式Twitter担当の「りこ」です。今回は今月からはじまる「ももフェア」の主役、桃を育てる契約農家さんを訪ねてきました。この桃がフェアでスイーツになって登場しますよ。

あまーく香る桃ができるまでには、いろいろな苦労が!

実際に農家さんのお話を聞いて「やっぱり!」と思うくらい桃づくりは大変でした。それはそうです、あんなにおいしい食べ物が、そう簡単にできるわけないですよね。それでは、おいしい桃を育てる秘訣を聞いてきたので、ポイントごとにご紹介します。写真は今回お話を伺った山梨県笛吹市の桃農家・古屋さんです。

木づくり

農家さんでは1本の木に対して一人の担当を決めて、担当者が責任をもって、剪定をしていました。なるべく新芽を活かしながら、古い枝を見極め、理想の木にしていきます。このとき大切なのが今ではなく、来年、再来年を考えること。切りすぎると実はつかなくなってしまうし、切らなすぎると養分が分散されていい実がつかなくなってしまうそうです。

土づくり

化学肥料に頼らず、有機肥料のチップかすをおいて、土づくりをしています。畑に入ってみると、チップかすがあるので、畑の踏み心地はちょっとふかふかしていました。

他にも、畑から生えてきた雑草を刈りとったら、捨てずにそのまま肥料にしているそうです。

実づくり

この袋は2重になっています。白い袋に重なるように、中には赤い袋があります。ある程度の大きさになると、下の袋を引っ張ってはずし、日光が当たるようにします。上の白い袋は残して、実を保護します。

この地面シートは日光を反射させるシート。実の下の方にも日光が当たり色づくようになります。

日が当たりすぎると、桃も日焼けして茶色くなってしまうので、ちょうどよい塩梅になるようにコントロールしなければならないそうです。

収穫のタイミング

桃が色づいてくる時が収穫のタイミング。枝の上の方から収穫していき、上枝の桃がなくなると、下枝の実にも養分が行き渡り、1本の木で、上から下までおいしい桃が収穫できるのだそうです。この写真だと、まだ2/3くらいの色づき。3日もすると、収穫できるタイミングになるそうです。桃を使ったスイーツが楽しみです。

畑を訪れて実感したこと

農家さんはどういう作り方をしたら、甘い桃ができるのかを考えて、日々桃と向き合っていました。木づくりも、土づくりも、すぐに結果が見えるものではなく、何年もかけて結果が見えてくるもの。「おいしい桃をつくりたい!」そんな気持ちをもって、桃と向き合うひたむきさが大切なんだと実感しました。
ももフェアは、7月中旬よりスタートします。お店ごとに開催期間が異なりますので、詳しい内容が決まりましたら、このブログでも紹介していきますのでお楽しみに!
今回お伺いした農家さんはこちら。ももづくりに興味がある方はチェックです。