収穫量日本一の山梨より。初夏のぶどう畑はおいしい実をつける準備中

いきなりですが、この写真。なんだかわかりますか?

実はこちらは、5、6月の「ぶどう」なんです。

なぜ、いくつもの品種が並ぶぶどう畑にお邪魔してきたかというと、ぶどうスイーツのため。夏から秋にかけて旬を迎えるぶどうは、フルーツ王国山梨県が収穫量日本一。山梨県に本社があるシャトレーゼでは、地元農家さんからいただくぶどうを使ったスイーツを毎年ご用意しています。

ぶどうスイーツをさらにおいしく味わうため、ぶどうはどうやって育てられているか、ご紹介したいと思います。

これがぶどう?

これがピオーネ、これが巨峰、これがシャインマスカットと、教えていただき写真を撮ったのですが、いつものぶどうの姿しかイメージできない素人には違いがわからず、どの品種かわからなくなりました…こちらはメモと一緒に撮影したので、判別できたシャインマスカットです…

この全体が一房で、小さな粒々から花が咲いた後、実になっていきます。ただ、これだけの数が実になってしまうと、形がいびつになったり、実がまばらになったり、おいしくないぶどうになってしまうそう。そこで、思い切って、先端の3cmほどを残して実をとる「房づくり」を行います。

だいぶすっきりしますね。そして、この小さな白いものがぶどうの花だそう。

花が咲いた後に行うのは、「ジベレリン処理」というもの。授業で聞いたことある方もいらっしゃいますかね?種なしぶどうにするための作業です。一房ずつ赤い液体をつけていきます。

食べる機会の多いピオーネやシャインマスカット、巨峰などは、ジベレリン処理で種なしにされています。種がないのが当たり前のように感じてしまいますが、一房ずつ農家さんで食べやすいぶどうにしてくれているのですね。

ニョキニョキのびる新梢

ぶどうの木全体をみると、緑色の枝が目立ちます。新梢(しんしょう)といって、今年伸びた枝たちです。上に伸びてしまうと大きな風が吹いたときにぶどうが当たってしまうので、張り巡らせるように止めていきます。

新梢の根元の方へ目をやると、小さなふくらみを見つけることができます。これは来年の芽だそう。ぶどうの木は、今年の実をつけるため、来年の芽を育てるため、ぐんぐん成長しているのです。

ぶどうの木を支える土

畑に入った瞬間、足元がちょっとふかふかしていることに気づきました。土に麦を敷いて、雑草を生やしながらそれを肥料にする草生栽培という育て方だそう。

土の中にいる微生物たちの力がよい土壌につながります。昔の家の縁側下のようなにおいがするよと教えてくれました。

まだまだ小さなぶどうですが、これからどんどん大きくなっていくそう。またご紹介しますね。