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今年もシャインマスカットの季節が到来!農家さんにインタビューしてきました。

現在シャトレーゼのお店では、『山梨県勝沼から  産直シャインマスカットフェア』を開催中!

山梨県を代表するぶどうのひとつシャインマスカットは、その食感のよさと濃厚な甘みで年を追うごとに人気が高まっています。シャトレーゼでは今年も、地元、山梨県産シャインマスカットを最大限にいかしたスイーツを開発しました。農家での収穫からできるだけ時間をかけずにスイーツに加工することで、フレッシュな味をお届けすることができるのです。

ここでは、そんなシャインマスカットを使ったスイーツと、その裏側をご紹介します。

シャインマスカットってどんなぶどう?

シャインマスカットは、味・食感はよいが病気に弱く日本の気候では育てにくかったヨーロッパブドウと、味・食感は劣るが病気に強く育てやすいアメリカブドウを数種類掛け合わせることで誕生しました。

芳しいマスカット香に加え、糖度が高く甘い!種なしで皮ごと食べられる!と一躍人気になり、今では旬の時期になると「ぶどうを食べに」ではなく「シャインマスカットを食べに」山梨を訪れる観光客も増えました。

ぶどう農家さんにとっても、病気に強く、貯蔵性の高いシャインマスカットはいいこと尽くめ。これ以上素晴らしいぶどうは当分生まれないだろう、という声も聞こえてきます。

契約農家_曽根農園_シャインマスカット

農家さんの努力が引きだすシャインマスカットの魅力

シャトレーゼでスイーツに使用するシャインマスカットを育てている農家さんは10数件ほど。『ファームファクトリー構想』に基づき、工場近隣の農家さんから直接仕入れています。

その契約農家のひとつ、曽根農園さんにお邪魔しました。

代表の曽根さんは農家になって実はまだ10年弱。まだまだ新米と謙遜されますが、丁寧な作業で、品質のよいぶどうをつくり続けています。

契約農家_曽根農園

シャインマスカットは病気に強く、悪条件のなかでも育てやすいとは言われるものの、今年は梅雨が長く、日当たりが少なかったため苦労もあったようです。

他にも、虫の被害を防ぐため、葉をかいて風通しをよくし、太陽の光が当たりやすくなるように調整するなど、手をかけるところはたくさん。地面にところどころ陽が当たるくらいが適切なバランスで、ぶどう畑に差し込む木漏れ日は、キラキラと揺れて涼しげです。

契約農家_曽根農園_ぶどう畑

大きく育てすぎると味が分散してムラになったり、粒同士がぶつかって形が崩れてしまったりするので、摘粒によって適切なサイズにコントロールします。シャトレーゼのケーキに使われる場合には特にひと粒ごとの形が大事になるので、曽根農園では1房あたり40〜50粒と決めて、なるべくひと粒がまん丸になるように育てているそう。

熟したシャインマスカットの目安は、パツンとした張りがあること。最後はさわって確かめながら出荷します。

農家さんの作業は、当然ながら季節に左右されるため、時期になると一瞬たりとも気が抜けません。手間を惜しまず繊細な作業を重ねることで、それに応えるように質のいいシャインマスカットが育つ、と曽根さんは言います。

私たちシャトレーゼも、農家さんの努力に応えるスイーツをお届けしなければ!という使命感をあらためて感じます。

おいしいぶどうをできる限りフレッシュに­お届けするために

シャトレーゼでは、フルーツ王国山梨に本拠地を置くこともあり、季節ごとに様々なフルーツを使った商品をお届けしていますが、シャインマスカットは特に気合いが入る素材のひとつ。

特に品質のいいものをいい状態で仕入れるために、農産課と呼ばれる部署のスタッフが直接畑に足を運んで、自ら工場に配送しているんです。1回あたりの収穫量は200kg以上。ぶどう400〜500房にもなります。車に運びこむだけでもなかなかの重労働。

契約農家_曽根農園_シャトレーゼ農産課

曽根農園へは、収穫のピーク時に1週間連続で農産課のスタッフが受け取りに行きます。畑に行くのは、なるべく素早く工場に届けるのと同時に、頻繁に農家さんと顔を合わせることで、生育状態をリアルタイムで知ることができるという利点があります。

仕入れのない日でも時間があれば農家さんのところに通うようにしていて、そうして築いた信頼関係がおいしいスイーツにも繋がるのですね。契約農家_曽根農園_シャトレーゼ農産課

工場に運ばれたぶどうは、次に製造課の手によってスイーツへと加工されますが、その前にもひと手間が。

ひと粒ひと粒のぶどうを茎から切り分け、大きさごとに選別、さらに洗いにかけていきます。これだけでも毎日何トンも行うのは大変な作業。人の手と機械を上手に使い分けて、効率よく、なおかつ丁寧な作業を進めていきます。

シャインマスカットのスイーツを楽しんで

ほんのり酸味をつけ黄緑色に色付けした求肥で山梨県産シャインマスカットをまるごと包んだ求肥菓子です。酸味が少なくまろやかな甘い味わいと、どこまでも広がる芳醇な香りが特徴のシャインマスカットのおいしさが、もちもち食感の求肥に包まれています。果汁を保つために、あえてヘタをほんの少し残してカットするこだわりも。

山梨県産シャインマスカットのぶどう餅_画像

山梨県産シャインマスカットのぶどう餅

1個  本体価格 100円 (税込 108円)

1カップ(3個入)本体価格 320円(税込 345円)

販売期間:10月6日頃まで

 

酸味の少ない、みずみずしい甘みをもつ山梨県産シャインマスカットの味わいを詰め込んだロールケーキです。さっぱりとした味わいのレアチーズクリームが山梨県産シャインマスカットの甘味を引き立てています。

ふんわりロール山梨県産シャインマスカット_画像

ふんわりロール 山梨県産シャインマスカット

本体価格 180円 (税込 194円)
販売期間:9
月24日頃

 

黄緑色に色付けしたやわらかくフワフワの雪平生地で山梨県産シャインマスカットと粒餡・生クリームを加えたホイップクリームを包んだクリーム大福です。クリームはミルク感が感じられるさっぱりと程よい甘さに仕上げました。やわらかなもち、酸味が少なくまろやかな甘い味わいと芳醇な香りが特徴のシャインマスカット、ほのかに小豆のおいしさが感じられるクリーム、3つの味わいが調和した至福の逸品です。

山梨県産シャインマスカットのぶどう大福クリーム入り_画像

山梨県産シャインマスカットのぶどう大福  クリーム入り

本体価格 130円 (税込 140円)
販売期間:9月24日頃

 

山梨県産シャインマスカットを飾り、爽やかで上品な香りのマスカットクリームやマスカットゼリー、チーズクリーム、ホワイトチョコでコーティングしたアーモンドクランチを重ねたカップデザートです。見た目の美しさだけでなく、食べ進めるたびに様々な素材のおいしさや食感が楽しめます。

※山梨県産シャインマスカットは果肉部のみ使用

山梨県産シャインマスカットのカップデザート_画像

山梨県産シャインマスカットのカップデザート

本体価格 370円 (税込 399円)

販売期間:9月30日頃

 

ご紹介したシャインマスカットスイーツは、農産物のため、天候等により販売期間が変更となる場合があります。

山梨県からお届けする旬の味を、シャトレーゼで確かめてみてください。