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スムージーに使っている「八ヶ岳高原野菜」とは

八ヶ岳_画像

シャトレーゼを支える、素材の宝庫、八ヶ岳高原

お菓子工場のある甲府から長野方面へ車で約1時間。いくつもの峰が連なる雄大な山、八ヶ岳の東麓を標高1,400メートルまで登ると、緑美しい景色が広がる八ヶ岳高原に到着します。八ヶ岳高原は年間平均気温7度前後と冷涼で、レタスやキャベツなどの高原野菜のほかにも、酪農地帯としても有名な場所。シャトレーゼのお菓子工場で使用している牛乳も、こちら八ヶ岳高原にある契約牧場のしぼりたて牛乳を使用しています。

八ヶ岳とキャベツ畑_画像
緑の野菜と青い空のコントラストが美しい八ヶ岳高原。スムージーに使っている野菜の多くが、この八ヶ岳周辺で採れた野菜です。

八ヶ岳契約牧場_乳牛_画像
涼しい気候は牛さんも快適だそうで、良質な牛乳が搾乳できます。

星空_画像
八ヶ岳高原の野辺山は国立天文台もある空気のきれいな場所。

野辺山駅_画像
八ヶ岳高原にあるJR野辺山駅は普通鉄道で日本一の標高にある駅としても有名です。

空気がきれいな八ヶ岳でぐんぐん育った高原野菜

スムージーで使用しているほうれん草やキャベツは、いつもみなさんがスーパーで見かける野菜とはサイズがまったく違い、とても大きなもの。こちらは食品加工専用に栽培している高原野菜で、土からの栄養分をいっぱい吸収させて、できるだけ大きくなるように育てています。八ヶ岳を水源とする清らかな水で育った野菜は、みずみずしくシャキッとしていて、肥沃な土壌と相まって、ほのかに土の匂いを感じるくらい香りも強く、甘いのが特長です。

今年は梅雨が長引いて、おいしい野菜に育つか心配しましたが、梅雨が明けると、逆に日差しが強くなり一気に葉が育ったのでひと安心しました。ここ八ヶ岳高原は夏でも涼しく過ごしやすい場所。でも日中は日差しがとても強いので、真夏は夜が明ける前の暗い時間から畑に出て収穫しています。

ほうれんそう農家_画像
見てください、このほうれん草の大きさを。農家さんが一つ一つ収穫しています。

キャベツ畑_画像
八ヶ岳を水源とするきれいな水で育ったみずみずしいキャベツ。

実際に畑へと訪れて、素材の品質を見守っています

りんご農家_農産課_画像
農産課の担当者と山梨県北杜市津金りんごを栽培する契約農家さん

2020年は長引く梅雨による日照不足と、その後の猛暑の影響で、品質を保つのが難しい年でした。今年も無事収穫を終えることができ、農家さんの日々の努力に感謝するばかりです。

スムージーに使う野菜は量が多いので、大きなトラックで畑からお菓子工場へと運ぶようにしていますが、農家さんのもとへ行くのは仕入れの時だけではありません。春から収穫までの期間に、およそ4〜5回は八ヶ岳高原を訪れ、状況確認と現物確認を行います。実際に現場を訪れて、農家さんや農協の方々と顔を合わせると信頼関係も生まれますし、何より生育状況を製造スタッフや開発スタッフとも共有できます。状況によっては、県外からの仕入れを検討したり、野菜の配合を変更したりしなければなりません。畑に行くことは、数ヶ月後のスムージーの品質安定のためにも大事なこと。できる限り生産者さんを訪れるようにしています。

りんご集荷_画像
この日は山梨県産りんごの仕入れ。直接農産課で工場へと運びました。
りんご集荷_画像
りんごが積み終わったら、お菓子工場に自分たちで運びます。