花が咲き始めた、8月の小豆畑を訪ねて。

小豆の色といえば、その名の通り小豆色を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、小豆の花って、何色だと思いますか? 正解は黄色。今回の農場レポートは、小豆の花の咲く時期に合わせ、8月初旬の北海道十勝地方を訪ねました。


訪れたのは、北海道十勝地方の小豆生産者、堀さんの小豆畑。堀さんは、昨年秋にも取材させていただいたシャトレーゼの生産者限定小豆の指定農家さんです。

今年の春先は天候に恵まれ、小豆の生育状況もよく順調に育っていたそうです。でも、全国的に被害をもたらした降雨量の多さは、ここ十勝でも例外ではなく、6月ごろから、まるで梅雨のように雨が降り、日照も少なく生育が停滞してしまったのだそうです。


そういえば、みなさん、北海道に梅雨がないのをご存知でしたか?


梅雨といえば、梅雨前線。南は沖縄にはじまり、徐々に北上していきますが、北海道に近づくにつれ、勢力が弱まり、北海道に着く頃には消滅してしまいます。だから北海道の6月は梅雨知らずで、カラッとしてさわやか。でも、ここ2〜3年前から様子が変わって、ジメジメ、シトシトする日が多く、ちょっと様子が違ったのだとか。そして、今年。まるで梅雨かと思うくらい、雨が降り続きました。


雨が降り続くと、日照時間も少なくなり、生育も止まってしまいます。例年なら、この花が咲く時期になると、土が隠れるほど枝葉が成長するのですが、今年は少し遅れてこれからが勝負。7月後半に入ってからは、日照時間も増え気温も上がり、このまま良い天候が続けば、生育の遅れは取り戻せそうだとのことでした。お天道様、お願いします!

花が咲く8月初旬は、いつもは写真のように脚のももくらいまで、育っているのだそうです。今後の成長のためにも、良い天候が続きますように。


今回は、前回訪れた畑のお隣を取材。香り高いエリモショウズは8年以上の輪作が必要なので、1度使った畑は、8年後にならないと使えないのです。隣の畑とのことですが、見える景色が奥の山脈のみ。広大な十勝の大地。スケールが大きすぎて景色が変わらず、隣なのかどうか、もはや見分けがつきません!

堀さんの畑は水はけがよく、雨の被害はそこまでひどくなかったのだそうです。葉っぱの緑が青々としていて、とても生き生きとしていました。

場所によって育ち具合が違うのがわかりますか?  右側の防風林のすぐ近くは、背丈が低く、左側は、背丈が高く大きく育っています。この違いは日照りと、気温の関係にあるのだとか。防風林は太陽の光を遮る反面、その周りは、すこし温度が高いそうです。ちょっとした日影や、防風林による温度差で、生育にムラができてしまうなんて、とっても繊細なんですね。

この黄色い花が、小豆の花です。この花がフサになり、その中に小豆ができます。花が多いほど、小豆が収穫できる。つまり花が多いほど、おいしいあんこがいっぱい食べられるのです。

今回訪れた8月初旬は、ちょうど小麦の収穫最盛期。お忙しい中、取材にお付き合いいただいた堀さん、そして、ご案内してくださった木村さん、ありがとうございました。


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